いやぁ~暖かくなってきました。昼間は長袖Tシャツ一枚でも過ごせる位ですね。でも花粉が気になる季節でもあります。
そんな中、先日も山歩きをしてきました。前方登り付近で何やら男女2名が四苦八苦しています。
登山道は北斜面の日陰ゾーン、周りに残雪が残り登山道自体はツルツルのアイスバーンになっています。そのため身動きが取れない状態・・・
足元を見ると、やはり軽アイゼンやチェーンスパイクを装着していません。ちなみに軽アイゼン(チェーンスパイク)とは雪道・ツルツルの凍った道を安全に歩くための道具で登山靴の底に簡単に装着できるものです。
登山初心者の方は、アイゼンやチェーンスパイクの存在すら知らない場合が多いです。ましてや春近く昼間の気温が20度程度になる時期、山を見上げると雪も無いまさかツルツルの登山道があるとは思いもしません。
車で言ったらスパイクタイヤかノーマルタイヤかです。一歩間違えれば大事故に繋がってしまいます。
過去にツルツルの登山道で転倒して顔面を強打、おでこや鼻から大出血した仲間がいました。
軽アイゼンやチェーンスパイクは、自分の身を守るものです。これから登山を始められる方は覚えておいて下さいね。冬期から春先に奥多摩の山に出かける場合は、必ず軽アイゼンかチェーンスパイクが必要です。決して長野県や山梨県などのアルプスだけではありません。
ちなみにこの軽アイゼンやチェーンスパイクは、早い段階から用意しておかないとサイズによっては売り切れになっていることが多いです。ちなみにモンベルさんではMサイズ(約24センチ~26センチ)が売り切れ状態、店員さん曰く「全国のモンベルでMサイズが無く、毎年早い時期に売り切れてしまう!」とのことでした。
※奥多摩ダムから奥多摩三山の一つ「御前山」に行った時の動画が出来ました。その中で軽アイゼンを装着して歩いているシーンも出てきます。どうぞご覧下さい。
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